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【本】モナドの宇宙:ライプニッツの最善の世界観『モナドロジー』

★この記事を読むと、17世紀のドイツの哲学者・数学者であり、微積分の共同発明者として知られるゴットフリート・ライプニッツ著『モナドジー』が読みたくなります。

 

★詳細はこちら→『モナド (哲学) - Wikipedia

 

★詳細はこちら→『ゴットフリート・ライプニッツ - Wikipedia

 

 

モナドの輪郭:存在と調和の哲学】

 

①『モナドとは』

モナドとは、ライプニッツが提唱する存在の最小単位です。物質的な実体を持たず、変わることのない、不可分な実体として理解されます。これは古典的な原子論とは異なる考え方です。ライプニッツにとって、宇宙はこれらのモナドから成り立っています。

 

②『完全な鏡像』

すべてのモナドは、宇宙全体の完全な鏡像を持っています。これはモナドが自身の状態において宇宙全体を反映するという意味で、すべてのモナドは他のすべてのモナドと関係しています。

 

③『窓のないモナド

モナドは外部の世界と相互作用することはありません。それゆえに、ライプニッツモナドを「窓のないモナド」と表現します。モナドの中の変化は、その内部の原理に基づいています。

 

④『予定調和』

ライプニッツは、すべてのモナドがあらかじめ調和されていると考えました。これは、各モナドが独立して動作するものの、その動作が他のモナドの動作と調和しているという考え方です。これにより、物理的な相互作用なしに、すべてのモナドが一貫して行動することが説明されます。

 

⑤『最善の世界』

ライプニッツは、実在するこの世界は可能な世界の中で「最善の世界」と考えました。これは神が存在し、その知恵と善意によって最善の選択をした結果として、この宇宙が形成されたという考え方に基づいています。

 

【まとめ】

ゴットフリート・ライプニッツの『モナドジー』は、存在の最小単位としての不可分な「モナド」を中心に、これらが宇宙全体の鏡像を持ちながら外部と相互作用せず、あらかじめの調和の下で動作するという独特の宇宙観を展開し、我々が存在するこの世界を「最善の世界」として解説するものです。